SOUNDS : Weekly Tunes

2011
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2012.1.21

New Girl (MP3 : 4.2MB)

2003年、オーストラリアのDJ Andrewとの共作。
今回アップしたのは未発表バージョンで、オリジナルは1993年にリリースされた近藤等則IMAの「Red City Smoke」に収録されている。
気になる方はAmazonもしくは中古レコード店へ。筆者は街中で探す方が好きである。

New Girl

2012.1.14

瀬戸内ブルー (MP3 : 5.5MB)

1983年、近藤が故郷の瀬戸内海をテーマに作ったこの曲。以降、ライブで何度も演奏されてきた。
今回アップロードしたのは2009年、瀬戸内海に浮かぶ大島は千年松ビーチでのソロライブ音源より。
Storeページで販売中の「地球を吹く in Japan 第二年目 〜うつろひ〜」DVDにも一部収録されている。
冬も真冬。澄み渡る空気にぴったりかと。

瀬戸内Blue

2012.1.7

夢見るクジラ (MP3 : 3.5MB)

1995年放送、NHK番組「戦争童話集〜忘れてはイケナイ物語〜」のサントラとして制作された1曲。
近藤には珍しい、明るい曲である。
新年にピッタリだ。

Dreaming Whale

2011.12.31

Mt.Fuji Theme (MP3 : 2.5MB)

1995年放送、NHK番組「戦争童話集〜忘れてはイケナイ物語〜」のサントラとして制作された1曲。
この物悲しく真摯なメロディは、2006年に近藤がプロデュースし、倍賞千恵子のボーカルでレコーディングされた「小さな星の唄」の原型でもある。

 空がひろがる光の中に 時が消える音の中で
 花が踊る 鳥が唄う 風がたなびく 月が揺れる
 ああ それは 喜びの唄よ
 ああ それは いのちの唄よ
 ああ それは あなたの面影
 愛しいあなた とこしえの愛を
 小さな星で 愛し合ういのち
 小さな星で 生かし合ういのち
 小さな星で 響き合ういのち

2011年は未来から見たらどんな1年なのだろうか。ちょっと遠くから、小さな星を過ぎ去る今年を眺めてみませんか?

Mt.Fuji Theme

2011.12.24

W.X'mas (MP3 : 0.8MB)

1993年、NHKのドキュメンタリー「世界・わが心の旅」収録のため、近藤はイズラエルにいた。この音源は移動の車中で音声マイクによって録音されたもの。砂漠を走り抜けながら、気ままに歌い始めた近藤。最後にはカメラマンと音声さんの3人で大合唱になったそうだ。母親に手を引かれた子供が、でたらめを口ずさんでいるのを思い浮かべてほしい。
筆者はキリスト自身はファンキーなオッチャンであったのだろうと信じている。彼をしのんで、今宵は縄のれんで一杯やろうと思う。カウンターには3賢者が肩を並べ孫自慢をし、テーブルでは出勤前のトナカイ達が赤い鼻でほっこり。ガラス戸の向こうにミニからはみ出た太ももが通るけど、筆者には縁がない。おでんに汁を足すおばちゃんに後光が射して聖母に見えたら、ひとりやさぐれた心臓が安らかになった合図である。店におわします酒に(テンにおわしますシュに)感謝して、「らーめん」と一言。
みなさんも、気ままででたらめな一夜を。

W.X'mas

2011.12.17

PIKADON (MP3 : 5.9MB)

1999年。アナーキーのボーカリスト、仲野茂は夜道クルマを飛ばしていた。山梨県上九一色村から神奈川県川崎市の近藤のスタジオへ。
「シゲルちゃん、レコーディングしよう」と電話が鳴ったのは日付変更線の少し前。その夜仲野は、野坂昭如氏原作のNHK番組「戦争童話集〜忘れてはイケナイ物語〜」の挿入曲を歌った。
時は流れ200X年、再度電話が鳴る。仲野はPIKADONと叫ぶ。
未発表の録音。

PIKADON

2011.12.10

PIKADON LIVE @ Spiral (excerpt) (MP3 : 6.2MB)

2005年、戦地は青山Spiral。両手をアクリル絵の具まみれにした黒田征太郎が、横2m高さ1mはあらんかというキャンバスの上でわめく踊る張り裂ける。嗤う嗤う嗤う。吹き抜けのSpiralホールに戦闘機が飛び回り、クジラが鳴き、お腹がへった。闇市に食わせてもらっていた少年は、26歳でアメリカに渡ったり、70歳を過ぎても過激なお過激だ。イメージを塗ったくっては、流し、ふりはらい、また投下する。
黒田清太郎に焚き付けられた若き日の開高健は、陸路、ポルトガルの夕日まで流れてしまった。そのころの男は、旅すること、更地に向かうことこそが帰郷だったのかもしれない。
戦地は青山Spiral。迎え撃つのは、近藤、山木秀夫 (Dr)、小島良喜 (Key)、Bill Laswell (Bass)。客入れ後に緞帳の後ろで簡単なリハをすませ、ナラスナラスナラスナラス。炎ォ挙ゲレバ挙ゲルホド、体ハ楽器二焼キ付イテ。アンプリファイアー、バーニング。閃きと瞬きが手をつないでいる。演奏の音圧は記録再生不可能。ヘッドフォンやイアフォンからでは、戦闘機は姿なく、銃撃は遠鳴りにしか聞こえない。
筆者はあの夜を体験した。このラフミックスを聞くと今でも替えのパンツがいる。乱暴な前置きをした上で、未発表なのでアップする。
黒田氏曰く「一度殴られたことは、忘れない」

PIKADON LIVE @ Spiral

2011.10.22

クティンボ in Andes / 近藤等則 (MP3 : 1.4MB)

1994年、NHKのドキュメンタリー「地球を吹く」の第2回目収録のため、近藤はペルーへ向かった。
中東の砂漠から、南米の山岳地帯へ。旅は気の向くままに流れていく。視線は地平線の彼方から、雲の果てへと滑る。
音楽は、演奏は、発想は、音色は、呼吸は、いつだってカラッ風を欲している。あっけらかんとした、粘着性のない孤独を感じたくなる。人間の生理だ。
近藤は大変希少な方法で、その生理を満たした。空中都市マチュピチュでエレキ楽器を演奏したのは後にも先にも近藤だけではないだろうか。
わずか2分3秒の軽みが、今の気候にぴったりかと。

Blow the Earth: Peru

2011.10.15

腕におぼえあり (Slow Version) / 近藤等則IMA (MP3 : 2.4MB)

1992年、藤沢周平氏の「用心棒日月抄」シリーズをNHKがドラマ化。
近藤はオープニングテーマを含め、音楽を担当。「さくら」に代表される日本の伝統的な音階と、当時最先端のシンセサイザーの音色を絡めた曲を提供した。
その楽曲は見せ場の殺陣シーンのバックはもちろん、原作にある人情味や遊び心のある配役とうまくかみ合い、ちょっとユニークな時代劇を支えていた。
鈴虫に続き紅葉が見え始めた今日この頃。しっとりしたこの曲を思いついたので。

腕におぼえあり

2011.10.8

さのさ / 栄芝 x 近藤等則 (MP3 : 3.9MB)

2003年、小唄の栄芝師匠をボーカルに迎え製作された「THE 吉原」より1曲。江戸の粋とエレクトロミュージックが交わった、時代を超えた秀作である。
アルバムのプロデューサーでもあり、小唄の選曲にも携わった近藤は、アムステルダムと川崎を行き来しながらトラックを作っていった。
言葉の裏に見え隠れする男女の機敏を殺さないように、繰り返しリテイクされた。
川崎のスタジオで行われた歌入れ。1回目のレコーディングを聴いた栄芝師匠から近藤に「コンちゃん、この曲とあの曲、もう一回やらせて」と電話が。大御所、栄芝師匠のプロ魂。
川崎のプライベートスタジオ、近藤のテーブルの脇には今でも二人のツーショットが貼ってある。
ジャケットデザインは浅葉克美氏。

The 吉原

2011.10.1

In A Sentimental Mood / 近藤等則 (MP3 : 5.1MB)

2004年にイタリア人のプログラマー/ギタリスト、エラルド・ベルノッチとアムステルダムのプライベートスタジオで製作された「The Standards」からの1曲。
"Standard"とはジャズの定番・名曲を指し、この"In A Sentimental Mood"はDuke EllingtonとJohn Coltraneの演奏で有名。
秋の朝のひんやりとした空気にぴったりかと思い選んだ。未発表音源である。

Summertime

2011.9.24

Summertime / 近藤等則 (MP3 : 4.0MB)

1995年、NHKの「戦争童話集 〜忘れてはイケナイ物語り〜」のために収録された1曲。
「戦争童話集」は野坂昭如氏原作、黒田征太郎氏作画のアニメーション番組。音楽は全編、近藤が担当。ボーカルはロンドンのAttica Bluesより参加のRova。
この曲には真夏の日射しがたっぷりと注がれている。同時に、どうやっても乾かない涙のあとも見える。
歌詞後半に「ある朝、おまえは立ち上がって歌う、そして羽を広げて飛んでゆく」という一節がある。
筆者は考えずにはいられない。1945年の夏、この曲に出会った人はいるだろうか? この夏、Summertimeを聞かずにはいられない。

Summertime

2011.7.30

青空 / 近藤等則 (MP3 : 2.3MB)

1980年、鈴鹿山脈に住む友人のスタジオで収録された1曲。
近藤はソロアルバムを作るべく、そのスタジオに一人で入った。 作詞・作曲はもちろんのこと、すべての楽器を近藤自身が演奏。本人曰く「オレは本当はリズム楽器がうまいんだよ」。
曲中でも、ドラムセットの他にいろんな生活品を叩いている。おもちゃの楽器もいくつか聞こえてくる。果ては爆竹を空き缶に入れ、破裂音まで収録。
当時のキャッチフレーズが「雑音探求30年、ついに純音を超えた」。
アムステルダムで当時の近藤と共演したダンサーの竹内秀策氏は当時を振り返り「ミュージシャンがステージで踊りだして、僕たちの出る幕がないんだよ。ダンサーみんなカンカンに怒っちゃってさ」。
世界を飛び回っていた当時の近藤は、まさに自由闊達であったようだ。

青空

2011.7.23

Eine kleine Nachtmusik(小夜曲)/ 近藤等則 (MP3 : 3.1MB)

1994年にNHKで放送された「地球を吹く」イスラエル篇・アンデス篇のディレクターでもあった五十嵐久美子氏からの依頼を受け、ドキュメンタリー映画「遠足 Der Ausflug」のために録音された1曲。
モーツァルト作のこの曲を近藤が吹くことに、違和感を覚える方も多いのではないだろうか。
筆者も、近藤のスタジオでこの曲の楽譜を見つけたとき、不思議に思ったのを覚えている。
名曲であればこそ、近藤のアレンジャー、プレイヤーとしての秀逸さが伝わってくる。

小夜曲

2011.7.16

地球を吹く in 熊野 百間ぐら/ 近藤等則 (MP3 : 4.1MB)

2002年、NHKで制作された「夢見の芭蕉」より1曲。
芭蕉の俳句にインスピレーションを得た近藤は撮影隊とともに、熊野へ向かった。
中でも熊野古道の絶景の地、百間ぐらでの早朝の演奏。
低く雲の垂れ込める山並みを前に、聖地のヴァイブレーションとがっぷりと組み合った音は、野鳥のさえずりの祝福を浴びて清々しく美しい。

地球を吹く in 熊野 百間ぐら

2011.7.9

Papaya Stand / Fruits Song Girls (MP3 : 4.2MB)

2001年、銀座資生堂パーラーで開催されたクリスマスイベント「First Light」のために書き下ろされた1曲。
歌は、このイベント限定で結成されたユニット、Fruits Song Girls。演奏は近藤に加え、ターンテーブルにDJ Sahib a.k.a. Yama、パーカッションに山北健一が参加。
近藤が女性ボーカルをプロデュースした、数少ないトラックの一つ。梅雨の湿度を吹き飛ばし、熱帯果実の弾ける夏を迎えるにはもってこいかと。

浜大根の花

2011.7.2

浜大根の花 / 浜坂北小学校合唱団 (MP3 : 2.3MB)

2010年、兵庫県美方郡新温泉町の有志からの依頼を受け、CD「浜大根の花」をプロデュースした近藤。
同町の日本海に面する浜辺に咲き誇る「浜大根の花」をイメージして作られたメロディーに、小学生が歌う。これぞご当地ソング。
作曲、近藤等則。作詞、近藤等則・浜波トモ子。歌、浜坂北小学校合唱団。
CDのお問い合わせは、浜大根を愛する仲間たち/TEL 090-3051-9782まで。

浜大根の花

2011.6.25

Misty / 近藤等則 (MP3 : 4.1MB)

2004年にイタリア人のプログラマー/ギタリスト、エラルド・ベルノッチとコラボレートして製作された「The Standards」からの1曲。
南北戦争終結後、南軍の軍楽隊が打ち捨てた楽器。それを手にしたアフロアメリカンが産み出した音楽、ジャズ。 “スタンダード(定番曲)”はジャズバンド用に書かれたものも多いが、元々はボーカル曲だったもの、ブロードウェーのヒット曲のコード進行を借りてきたものなどもある。
まさに「定番」のドラムセットも、ジャズの初期に産まれた。発明者は不明で、もしも特許が取られていたら、その子孫は幸せであっただろう。が、ミュージシャンにそんな発想は不向きなようである。
この作品も、収録中のスタジオにはイタリアなまりの“Fantastic!!”が飛び交っていたにも関わらず、未発表のまま時が過ぎていた。ようやく、当サイト限定で近日CDリリース予定。乞御期待!
Standards

2011.6.18

Life (with message of His Holiness the Dalai Lama) / 近藤等則 & Bill Laswell Special Project (MP3 : 5.8MB)

2001年6月、ダライ・ラマ14世の要請を受けた近藤が総合プロデュースを買って出た「世界聖なる音楽祭」。世界各地から様々なミュージシャンが広島県宮島・厳島神社に招待され、“祈り”の込められた演奏が続いた3日間であった。その模様はYOUTUBEでも確認できる。
「LIFE」はそのフェスティバルに先行し、2000年夏にニュージャージーのオレンジ・ミュージック・スタジオで録音された。
その夏、リスボンでペーター・ブロッツマンの Die Like A Dog Quartetでの演奏を終えた近藤は、アムステルダム経由でニュージャージーへ向かい、20年来の音楽仲間、ビル・ラズウェルとの作業に入った。曲中では、近藤が行ったダライ・ラマ14世へのインタビュー音声をサンプリングしている。
音楽のかたちをとった、生命・宇宙・死をめぐる表現。言葉とメロディとリズムに、個人を超えた共同体の想いが結び合わされていた頃を想う。アルバム「LIFE SPACE DEATH」からの1曲。
Life Space Death

2011.6.11

Gone Dream-2 / 近藤等則 (MP3 : 3.1MB)

川崎とアムステルダムのプライベートスタジオで、2000年から2003年にかけて録音された音源から作られたアルバム「SILENT MELODIES」よりの1曲。
中学校のブラスバンドでトランペットを始め、京都大学在学中にプロミュージシャンになることを決意した近藤。日本各地でのフリージャズ演奏を経て、1年間のニューヨーク武者修行に挑み、欧米のミュージシャンたちとセッションを重ねる中、新しい音を求めてトランペットの電気化を決意。
その後、日本へ戻りIMAバンドの活動をスタートさせ、エレクトリックトランペットを追求。1994年からの“地球を吹く”を通して、その音はさらに進化し続けている。
その裏には、独りきりのスタジオで、黙々と吹き続けてきた近藤がいる。あのときのあの場所で。誰も知らない近藤の心のひだがここにある。
Silent Melodies

2011.6.4

郷愁 - Nostalgy - / 近藤等則 (MP3 : 1.8MB)

1993年、NHKのドキュメンタリー「世界・わが心の旅」収録のため、近藤はイズラエルへ向かった。
27歳からフリージャズミュージシャンとして世界の都市を巡り、30代後半で立ち上げたKONDO-IMAバンドでも毎年海外での演奏をこなしていた近藤。
彼にとってこのイズラエル行は新たな旅の始まりとなった。自然を相手にソロ演奏を繰り広げる「地球を吹く」である。
「郷愁」は1987年、中島丈博監督のATG映画「郷愁」のサントラとして作られ、近藤のソロ名義アルバム「337」にも収録。DVD「〜うつろひ〜地球を吹く in Japan Year2」中の、伊平屋島でも演奏された。
あえて、このネゲブ砂漠での生ラッパの音を選んだ。風が胸にささる。CDブック「イズラエル」に収録。
Israel

2011.5.28

OVER THE RAINBOMB / Free Electro (MP3 : 5.1MB)

2003年、不条理なイラク戦争が始まると同時に、近藤等則が緊急レコーディング、自主リリースしたアルバム「OVER THE RAINBOMB」の表題曲。
演奏はFree Electro。ドラムレス、ベースレスで結成されたこのバンド、メンバーは近藤に加え、DJ Sahib (Turn table)、Eiji (Guiter)、Spirit Jack (MC 909)。
近藤自身がチベットで収録した子供の歌をサンプリングした1曲。国境を越え、正義を超え、音楽が炸裂する。
このアップロードと同時にSTOREページにて再発売スタート。
Over The Rainbomb