日々過ごしていると仕事や対人関係、恋愛などの悩みや、人生の選択をどうするべきなのか頭を悩ませる場面は何度も訪れます。
考えても答えが見つからない、自分自身では決断できない。
そのような時にアドバイスがあると道筋が見えてきたり、ヒントが見つかったりします。
オラクルカードは何かに悩んだり、アドバイスがほしい時に役立つ聖なるツールです。高次元の存在「ハイヤーセルフ」とつながり、アドバイスを受け取ることができます。
今回は数あるオラクルカードの中から『WISDOM of the ORACLE』ウィズダムオラクルカードの意味や使い方についてご紹介していきます。
ウィズダムオラクルカード特徴と役割について
ウィズダムオラクルカードはコレット・バロン=リード氏の手によって作られたカードです。ウィズダムオラクルは52枚のカードがありますが、『正位置』と『逆位置』でリーディングを行うため、52枚×2で104通りの読み方ができます。
。その分リーディングのバリエーションも増え、いろいろな角度からアドバイスができるのが特徴です。
ウィズダムオラクルは、より具体的なメッセージをリーディングできるよう絵柄やデザインにこだわっており、作者のコレット・バロン=リード氏の思いが詰まっているカードといわれています。
カードの絵柄はとても美しく、全体的に淡いカラーで作成されています。動物や人、細かいアイテムや背景など細部まで繊細に描かれており、眺めているだけで1枚のカードからいろいろなインスピレーションがもらえるというのもウィズダムオラクルカードの大きな特徴ではないかと思います。
また、ウィズダムオラクルカードの解説書はカードと解説書の内容が一致するのでリーディングがしやすく、解説書の内容がとても細かく作成されています。
1枚のカードの解説で
- カードの意味
- 人間関係
- 成功へのアドバイス
- 逆位置の解説
以上の解説が書かれています。オラクルカードの種類によっては解説書とカードの絵柄の内容が一致しない難易度の高いオラクルカードもあるのではじめてのかたも使いやすいのでおすすめです。
例えばカードの1つである 22.BLESSED 祝福 については以下のように解説されています。
偶然手に入った素晴らしいもの・スピリットから受け取る恩恵
。
すべてが聖なる存在の計画通りになっているのだと思える時があります。それをはっきり表現するのは難しくても、神の祝福を受けていると感じます。
突然目の前が開け、トラブルはどんどん消えて行きます。自分では祝福を受け取る価値がないとあなたは感じていますが、どうぞ受け取ってください。今はそういう時期です。感謝して祝福を受け取りましょう
こちらはカードの解説から引用しましたが、このように他の項目も細かく丁寧に解説をしてくれています。
この解説書とカードに描かれている絵柄をみていると自然とメッセージが浮かんできたりします。オラクルカードは解説書が全てではないのでカードから受け取ったメッセージと解説書をうまく取り入れながら使って頂くのも良いかと思います。
ウィズダムオラクルカードの使い方
ここからはオラクルカードの使い方を解説していきます。カードを使う場合、はじめにカードの浄化から行います。
未開封の箱から出す場合は箱の状態で「コンコン」とノックをします。
ノックをすることで邪気が払われると言われています。
全体の浄化を行ってから箱からカードを取り出し、カードを広げ全体が混ざり浄化ができるようシャッフルをします。とくに回数は決まっていませんのでご自身のタイミングで行ってください。
シャッフルが完了したらカードをひとまとめにして正位置を決め、使用していきます。
もう少し良く混ぜたい場合はもう一度シャッフルしても良いですしご自身が感じるままに浄化してください。
たくさんカードに触れることで自分とカードがなじみよりリーディングがしやすくなります。
浄化が終わったらカード1枚1枚とあいさつをするように絵柄を見てどんなカードなのか、どんな物が描かれているのかじっくり見ていきましょう。カードを使いはじめたらまずはカードと仲良くなる事を意識してたくさんカードを使ってどのようなカードなのかを覚えることがポイントです。
また、カードを使っていない時や使い終わったあとはシャッフルをし、水晶やパワーストーンを置くとカードの浄化ができますのでぜひ行ってみてください。
ウィズダムオラクルカードのリーディングのやり方
オラクルリーディングは絶対的な決まり事はないのですが、『1枚引き』・『3枚引き』リーディングが一般的な使い方となっています。
リーディングの前は必ずシャッフルをして、コンコンとノックをしてから聞きたい事をカードに語りかけます。
その場合声に出しても良いですし、心で唱えても構いません。ただし、『聞きたい質問は具体的に分かりやすくする』というのもリーディングの際は大きなポイントといえます。
なぜかというと、相談される内容がはっきりしていないとカードの答えも抽象的になってしまい具体的なメッセージを伝えることができないからです。
1枚引きのやり方
カードをノックして質問をしてからカードをシャッフルします。
自分自身のタイミングでシャッフルを止め1番上のカードを1枚選ぶ。または6枚引いて7枚目をメッセージとして受け取るやりかたなどがあります。
カードが決まったら、その1枚のカードをもとにメッセージを受け取っていきます。
まずは絵柄やイラストに書かれているものを見て感じとります。その後に解説書を開きカードの意味や解説を読み、ポイントとなるキーワードをひろって質問に対してのメッセージをお伝えしてきます。
3枚引きのやり方
1枚引きと同様にカードをノックして質問をしてからカードをシャッフルします。
ご自身のタイミングで3枚を選ぶまたは、7枚目を選ぶようなやり方でもかまいませんので3枚のカードを引きます。
その3枚のカードからメッセージを受け取ってお伝えしていきます。
まずはカードから感じること、そのあとに解説書という流れです。
リーディングの注意点と一例
リーディングをしていると最初に引いたカードだけでは分からない場合もあり、その場合は追加としてカードを引き補足のメッセージをもらう場合もあります。ですが、はじめのうちは1枚のカードからたくさんのインスピレーションを受け取ることが大切なので1枚引きを極めていくのをおすすめします。
また、リーディングをするかたによってリーディングの仕方やカードの引き方が異なるので自身がメッセージを受け取りやすいやり方でリーディングすることをおすすめします。
1枚引きでリーディングをしてみます。
記事を読んでくださる方へのメッセージをお願いします。
運命・カルマ・変えられないものがあることを知って受けいれる
ニーバの祈り(アメリカの神学者ラインホルド・ニーバの祈りの言葉)がこのカードの意味を伝えています。「神様、変えることができるものについて、それを変える勇気を与えてください。
変えることのできないものについては、それを受けいれる冷静さを与えてください。そして変えることのできるものと、変えることのできないものとを識別する知恵を授けてください。」人生にはあなたがまったくコントロール出来ないこともあります。
進化や自然、過去の経験からもたらされた状況は運命で定められたもので、あなたが理解できない大きな目的のためかもしれません。
起こった理由がまったく分からない出来事があるかもしれませんが、受け入れて、そこから学んだ知恵とともに生きていくのです。これがニーバの祈りにある知恵です
解説書での内容はこうなります。私自身が感じたメッセージは、「読んでくださっているかたはカードと出会うべくして出会っている。
あなたの人生に必要な時間」というメッセージを感じました。この記事を読んでくださっているのはオラクルカードにすでに出会っている人やこれから出会うかたが多いのではないかと思ったのでそのようなメッセージになったのではないかと思います。
ウィズダムオラクルカードの使い方のまとめ
ウィズダムオラクルカードは他のオラクルカードに比べて枚数は多いですが絵柄やカードの意味を覚える事でとてもリーディングがしやすいカードではないかと感じました。
解説書もわかりやすく、仕事・人間関係などリーディング内容に幅広く使用できるカードなのではじめて使うカードであればウィズダムオラクルカードはとてもおすすめできるカードの一つです。
文章中でもお伝えしましたが絵柄が美しく、1枚1枚が一つのアートのようなオラクルカードなのでカードを眺めているだけでもリーディングのスキルは上がって行くと思います。
1日1枚でも良いのでカードを引いて解説書を読んでみたりと少しずつ積み重ねてウィズダムオラクルカードをマスターしてみてください。
また、これからオラクルカードに挑戦してみたいと思っているかたや、購入を考えてるかたにもおすすめできるカードなので記事を参考に検討してみてください。
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